僕が夜の蝶に転身できる可能性
[夜の蝶]
主に夜の繁華街できらびやかな姿格好をしサービスを提供するお姉さんを指す言葉。
❨用例❩アタシ...歌舞伎町のオンナになるワ...。アタシ...夜の蝶として羽ばたくの決めたカラッッ!!
まあ、龍が如くにこんなシーンがあるかは知りませんけれどもね。はい。ええ。はい。
では今回は、僕がその夜の蝶にどうすればなることができるか、ということについて「論理的」に考えていきます。
(※以降、夜の蝶を、僕の趣味趣向のためエッチなお姉さんと書きます)
エッチなお姉さんと僕の相違点を考えます。自分と相手との距離を知ることは何よりも大切です。
相違点は大きく二つでしょう。
それは当然ルックスとチンチンの有無であろうと思います。
人間を二元論的にチンチン付属かそうでないかで分けると、僕はチンチン付属タイプの人間です。強いて言うならケツ毛も付属しています。
これだけ見ると、とてもじゃないがエッチなお姉さんにはなれなさそうに見えます。ですが、「論理的」に考えると、はたしてそうでしょうか。
目の大きさは0.01ミリ大きくても変わらないでしょう。例えば0.01ミリ大きくなったことであなたに言い寄る人間が増えたりしないはずです。つまり変わらないわけです。そして、そこから0.01ミリ大きくしても変わらないはずです。当然次も変わらない。よって、0.01ミリ大きく、0.01ミリ大きくと繰り返していく。それでも変わりません。なぜなら今より0.01ミリ小さかった時はその前と変わらないわけだから。ほら分かったでしょう。論理的帰結として僕とエッチなお姉さんのパッチリお目目に違いはないことになります。
同様にして鼻も少しずつ高くし、背も少しずつ高くします。おっぱいも大きくします。そして問題だったチンチンも0.01ミリずつ引っ込めます。ケツの毛も一本ずつ失くします。
こう考えれば、なにも問題はないわけです。だってほら。上のようにいとも簡単に「僕=エッチなお姉さん」の等式が成り立つわけですから。
人間、外見において個々人の差というのは詰まるところ、凹凸と大きさと量に集約されます。
こうである以上、広義で見れば皆等しい外見をしています。
つまり、僕のこの詭弁的帰納法の下においては人類が皆平等であるわけです。詭弁的帰納法で考えれば、人類が皆エッチなお姉さんでもあり、僕でもあるわけで、画面の前のあなたでもあるわけです。